【ウェブ解析士×boost企画】ウェブ解析士リレーインタビュー”朝長孝至氏”

ウェブ解析士×boost  企画のはじまり

 

ウェブ解析士とは

 

ウェブ解析士とは一般社団法人ウェブ解析士協会が認定する資格であり、事業の成果につなげるためにウェブ解析を実践する人材です。

ウェブ解析とは、デジタル化されたユーザーの行動を読み解き、情報の価値を知り、ビジネスに活かすための基礎技術です。

 

一般社団法人ウェブ解析士協会とは

事業成果につながるウェブ解析ができる人材(ウェブ解析士)の育成や、交流、ビジネスマッチングを行っており、協会のカリキュラムを受講した方は現在3万人を越え、海外にも進出しています。

そんなウェブ解析士協会代表の江尻さんと、boost代表の辻が、今後新しいプロジェクトに取り組んでいきます

 

今回、プロジェクトの第一弾として、各業界で活躍されているウェブ解析士の方々を、boostがインタビューしていきます

 

企画に全面協力してくださいました、ウェブ解析士協会の江尻さんをはじめとするスタッフの皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。

 

 

 

ウェブ解析士にインタビューしてみた。

 

第一回目は長崎文化放送株式会社 メディアビジネス局営業戦略部専任部長兼メディア戦略局コンテンツ企画部 (2020年4月1日付け) 朝長孝至さんにお話しを伺いました。

朝長さんの、初対面の印象は、ドラマに出てきそうな、理想の上司と言った所でしょうか。取材中も名言が多く勉強させて頂きました。

 

朝長「多数決は信用しない。大事な意見が多数によって押しつぶされる事があるから」

 

朝長「面白い仕事ばっかりやって、後輩に雑用を押し付けるのはダサいから、地道な仕事やポイントをおさえてしっかりやる仕事も大事。」

 

(カッコイーー

 

朝長さんがどのような経緯でウェブ解析士をとったのか、また、ウェブ解析士の資格をどのように仕事に生かしているのか聞いてみました。

▲朝長孝至氏

現在のお仕事は何をされているのですか?

 

朝長「長崎文化放送で働いています。所謂テレビマンっていうやつです。

長崎に生まれて、長崎文化放送に入社しました。テレビ局に勤める事になったきっかけは、元々音楽が好きでバンドをやってたのですが、作曲家・ミュージシャンになるのが夢だったんです。

プロになりたかったし、大学休学して、オーディションを受けたりもしました。長崎文化放送の番組に出た事もあるんですよ。」

 

 

関西「えぇ!すごいですね。そこからなぜテレビの世界へ

 

 

朝長「テレビへ出たいっていう憧れもあったし、(音楽の)プロにはなれなかったけど、テレビが好きだからテレビのプロになろうと思って。そしたら、長崎文化放送の面接の時に、お前うちの番組出てたろ?って言われて(笑)」

 

 

関西「普通、そんなミラクルあります!?面接官が覚えていたって事ですよね。(笑)」

 

 

朝長「それで受かって編成からスタートして、デスクの仕事を現在はしています。おかげ様で大好きな音楽の仕事(コンサート)もやらせてもらっています。」

 

奥にウェブ解析士の資格が!!!

 

 

ウェブ解析士をとろうと思ったきっかけは?

 

 

朝長「テレビはログが拾えないと過小評価されていますし、オワコン(終わったコンテンツ)なんて言われてますが、

テレビマンだからこそ、ウェブにも強くなればいいんだと思いました。」

 

 

関西「確かにどこかウェブとテレビは対立しているようなイメージもありますよね」

 

 

朝長「ウェブに詳しい方でもテレビの事も知っている人は少ないと思います。

仕事の立場上という事もありますが、テレビはリーチは得意だけど、お客さんの行動まではとれない。そういう中でウェブもテレビ両方知ることが必要だと感じてとりました。

特にウェブ解析士はマーケティングが半分ですし、体系的に学べます。」

 

 

ウェブ解析士の資格を取るのにどれくらいの時間がかかりましたか?

 

 

朝長「十数年ぶりに勉強しました。 2か月集中してとったかな…。仕事の合間をぬって。」

 

 

関西「早い方なんじゃないですか?」

 

 

朝長「周りに持っている人がいないから、苦労しました。電通・博報堂さんなら周りに資格保持者がいるかもしれないけど、ほとんどネットで調べました。

テレビ屋には難しいかも・・? 最新版はすごくわかりやすくなっていました。」

 

 

ウェブ解析士を取る前と後で何か変わりましたか?

 

朝長「長崎は田舎ですけど、両方を知っている人間っていうのは少ないので、そういう存在になれた事は大きいです。

名刺に【ウェブ解析士】と書いてあるだけでも2人に1人は必ず突っ込みがはいります。」

 

 

関西「大事ですよね~」

 

 

朝長「結構破壊力あってなめられないですよ。」

 

ウェブ解析士になってよかったと思う事は?

 

 

朝長「テレビの良さもウェブ(マーケティング)の良さも分かるからこそ、数字を同列にして比較できるところですかね。」

 

関西「例えば、視聴率1%って言うのは、ざっくりどれくらいなのでしょうか?」

 

 

朝長「よくある質問なんですけど、日本に約5000万世帯あって、一世帯に約2.4人位だから、単純に1%で120万人くらいかな。Youtubeの再生回数は積み上げだし、一瞬でもカウントするけど、テレビの場合は、1分間での視聴を基本としているし、その時間帯にテレビをつけてみているわけだから…」

 

 

関西「テレビの力はまだまだ強いですね!」

 

 

朝長「そう!ウェブ解析士をとったことによって、よりテレビの価値を高める事にもつながるし、テレビのリーチを使って、逆にオウンドメディアやSNSでコンバージョンさせる事が出来できます。こういった強みを生かして仕事が出来るのがウェブ解析士をとって良かった事だと思っています。」

 

テレビでリーチして、SNSで巻き込んでいく

 

ウェブを分析していて、興味深かった事や、面白いと感じた瞬間は?

 

 

朝長「基本今の時代、モバイルがメインなんだなぁ~っていう気づきですかね。

むずかしいことは置いておいて、みんな携帯握りしめてテレビ見てるんだろうなぁっていうペルソナを想像出来ました。」

 

 

ウェブ解析士になってから、どんな事を大切にしていますか?

 

朝長「スキルアップの為に小さな発信とアウトプットを大切にしています。
テレビって聞くと閉塞感があるけど、あらゆるところに興味を持っておかないと、どんな業界でも生き残ってはいけないと思っています。

色んな分野を勉強してアウトプットする事は、モチベーションUPにも繋がります。」

 

 

 

関西「アウトプットすることにモチベーションを使いそうな気がするんですが

 

 

 

朝長「私の場合は、ブログを通して、色んな人の意見を頂けますし、読者や後輩からの「共感した!」という言葉も励みになります。

ブログもいきなり文字数を多くするのではなく、通勤時間で書ける範囲から始めています。続けることより続けられること という記事で書きましたので是非読んでみてください。」

 

ご自身のビジョンを教えて下さい

 

 

朝長「上級ウェブ解析士はとってみたいと思っています。」

 

 

関西「流石ですね!」

 

 

朝長「10年ほど東京支社にいたのですが、恵比寿横丁が好きなんですよ。

あの、店舗がひしめき合ってワイワイ活気がある雰囲気とか、相席して隣の人と乾杯する文化とか。」

 

 

関西「私もよくエビヨコで飲んでました。ニアミスしてたかもしれませんね

 

 

朝長「(笑)それで、長崎に帰ってから、長崎を元気にしたいと思って横丁プロジェクトを立ち上げました。

テレビ局の中に横丁を作り上げて、視聴者も巻き込んで一夜限りのイベントをしました。」

 

 

 

 

 

朝長「アナウンサーがインスタに上げてくれたり、みんなの喜んだ顔を見ていたらウルッとしてきましたよね。

この横丁の常設に向けてプロジェクトをどんどん動かしていきたいです。」

 

#長崎文化横丁

 

関西「もはや、テレビの仕事じゃないですね。企画力も実行力も含め凄いです!」

 

朝長「この横丁プロジェクトに関してもウェブマーケティングの力がかなり重要だったと思っています。今後、私が生きていいるうちは、テレビが完全になくなることはないと思っていますが、あらゆるメディアに詳しくなりたいし、メディアのスペシャリストになりたいです。」

 

朝長さん貴重なお時間ありがとうございました。

 


長崎文化放送公式HP 

長崎文化放送YOUTUBEチャンネル

朝長さんがプロデュースしている長崎県南島原市が舞台のショートアニメーション

「巨神と氷華の城」のPVが解禁になりました。こちらもご覧ください♪

詳しくはこちら

▲なんと、鬼滅の刃「伊之助」の松岡禎丞さんも声優に!
声優・コーラス・背景画の一部に地元市民も参加。

 

朝長さんのツイッター↓

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昨年朝長さんが取り上げられた記事

 

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