
日本最大級のハンドメイドのお祭!HandMadeinJapanFes冬2020に行ってみました。
ハンドメイドインジャパンフェス(HMJ)とは
全国各地で創作活動に取り組む作家や無リエイターが一堂に会し、オリジナル作品を展示・販売する“日本最大級のクリエイターの祭典”です。
(主催は株式会社Ceema)
Creemaとは…オンライン上でハンドメイド作家と、消費者をつなぐCtoCのマーケットプレイスです。
直接オリジナルの作品を売買することができます。
2020年は会場の都合で今回のみの開催となるそうですが、2021年には例年通り、夏・冬の二回開催予定だそうです。
東京五輪の影響かもしれませんね…。
ものづくりに情熱を注ぐ約3000人のクリエイターが集結した、第9回のテーマは「Enjoy!2020」
初めてイベントに行ってみましたが、文字通りとても楽しめました♪
作家さんの「わくわく感」や「好き」が伝わってきて、こちらもわくわくしました。
作品のクオリティーも高くて、欲しいものも沢山!目移りしながらブースを回り、インタビューさせて頂きました。
作家さんインタビューまとめはこちら▼
広報担当の柴田恵さんにお話しを聞いてみた。

柴田恵さん(コミュニケーション・デザインDiv マネージャー)
ーCreemaと言えば、毎月300万UUを集める国内最大のハンドメイドマーケットかと思いますが、年々HMJの参加者(出展者)増えているのでしょうか?
柴田「おかげ様で、年々大盛況で出展者の数もかなり増えて行ってきておりました。ただ、あまりにも増えすぎてしまい、来場者様にとっても参加者(出展者)様にとっても、良い環境を作れないと判断し、規模をあえて縮小致しました。なぜかと言うと、来場者は広すぎて回りきれない。参加者はブースの場所によって販売に大きく繋がらなかったり、どちらにとっても良いコミュニケーションが出来ていないと考え、一昨年から規模を縮小しました。おかげ様で来場者の方も参加者の方も満足度が上がってきています。」
カンサイ「なるほど、毎回アンケートも取りながら、作家さんと消費者のコミュニケーションの場をしっかり創る事を意識していらっしゃるのですね。」
柴田「はい。収益目的のイベントではないので、WEB以外で、いかに作家さんと消費者の接点を作れるか?ここを意識しています。」
カンサイ「それは、登録している作家にとっても嬉しい事ですね!もちろん倍率も上がるので本気度が試されますが、来場者はクオリティーの高い作品と出会えますしね。」
ー参加者(出展者)の求めているモノは何だと思いますか?
柴田「もちろん、売り上げを出そうと思ってらっしゃる方も多いと思いますが、WEBではなかなか聞けない消費者のリアルな声が拾えるので、マーケティングの場として利用されてる方も多くいらっしゃいます。あと作家さんって独りで活動されてる方が多いので、横のつながりが出来たりもします。例えば陶芸家の方と絵を描く方が一緒に個展をやったり、コラボレーションしたり、というような事です。」
カンサイ「ただ、来て売るだけではないんですね。なるほど!!ちなみに、来場者の方は購入目的ですか?」
柴田「購入目的の方多いですが、出展したかった作家さんやデザイナーさん等も沢山いらっしゃっていて、創作のヒントを探しているようです。」
ーHMJのイベントを始めたきっかけは何ですか?
カンサイ「先ほども収益目的のイベントではないとおっしゃっていましたが、WEBでの集客も強いCreemaさんが、イベントをやりはじめたきっかけを教えてください。」
柴田「実はサービスをスタートして今年で10年になるのですが、Creemaの前にCtoCの販売サイトはなかったんです。(あったのはヤフオク位)みなさんがCreemaを知ってくださったのはこの5年位の事かと思うのですが、最初の5年は、消費者からモノを買うという価値観がなく、ハンドメイドの作品を買うというカルチャーもない。なかなか売れず、会社として苦しい時期が続きました。≪どうやったら作家の作った良いものを手に取ってもらえるんだろうか?≫イベントで実際に見て、手に取ってもらえば安心して購入出来る。そこから広まる可能性があるんじゃないかということでスタートしました。イベントがきっかけで爆発的にWEBが伸びたというわけでもなく複合的要素はあるかと思うのですが…。」
カンサイ「ハンドメイドが好きというよりは、ブランド志向ではなく、本当に良いモノが欲しいっていう時代になってきたのかもしれませんね。ただ、クリエイターの活躍の場を広げたのは、間違いなくCreemaさんだと思います。」
ー今後の展望は?
柴田「実は、Creema実店舗があります。新宿、二子玉川、日本橋、札幌、熊本に現在5店舗あります。」
カンサイ「えーーー知りませんでした!そうなんですね」
柴田「意外と知られてないんですよ(笑)今後は店舗、様々なイベントや企画などを通してもっともっと作家さんの活躍の場を広げていきたいと考えています。」
カンサイ「オンラインだけで、かなりの数は見込めると思うのですが、リスクをとって店舗を増やす理由は何ですか?」
柴田「イベント同様に、作家さんと消費者さんの接点を増やしていきたいからです。
ネットでの購入に抵抗がない層もいれば、40代50代の方等まだまだ
≪ハンドメイドってどんなもの?≫ ≪ネットで買うのは不安≫っていう方も
日本橋コレドで作品を実際に見て貰えば安心して購入してくださると思うんです。」
カンサイ「二子玉川や、日本橋の店舗の場所もターゲットから来ているんですね。納得です!一度安心したらネット購入に繋がる可能性も増えるかもしれませんね。」
貴重なお話をありがとうございました。
CreemaHP公式HP

ども~カンサイです。
京都から東京へやってまいりました。
WEB業界の横文字とても苦手です。
boostでは、広報や営業関係のお仕事をしています。
大体社長からツッコまれています。
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