西野亮廣さんの「新世界」を読んだ感想

今、流行りの「新世界」を読んでみました。
boost天才社長からの課題図書です。

西野さんの本は、「革命のファンファーレ」を読んで以来。
「革命のファンファーレ」でめっちゃ衝撃を受けましたが、やっぱり西野さんの本は面白いな、と思います。

信用を稼ぐ時代

ホームレス小谷さんという方の話が出てきます。
30歳くらいの男性が50円で丸一日働くという・・・

みなさんは日給50円で働けますか?
僕は無理です。笑

なぜ、日給50円で働けるのか?
労働の対価としてお金を受け取るのではなく、お金を稼ぐことを放棄して、信用を稼ぎ続けていると言います。

これだけ見ると、今まで働いてきたのとは考え方が違いすぎる、非常識だと思うのですが、ここで大事なのがどうやったら理解できるかということだと思います。

西野さんといえば、クラウドファンディングが有名ですが、クラウドファンディングも単にお金を集めることが目的なのではなく、何のためにやっているかということだと思うのです。

先のように、日給50円で働いていても、それを日々続けることで、そこに個人の信用が溜まっていく。

お金を貯めた人ではなく、信用を貯めた人があらゆるメリットを受け取れる時代が幕を開けた、と。
西野さんは、「貯信時代」という言葉を使っていました。

理解する努力を選択すること

個人が信用を稼ぐ時代とか、クラウドファンディングとか、理解できないことって多いですね。
今までも変化が目まぐるしいと思っていましたが、現在、未来はそれ以上だと思います。

その時に、自分がどういう選択をするのか?
理解できなくても目の前の事実が正解かな、と思うのです。
だったら、どうやったら理解できるのかを考えたほうが、何事も前進できるかなと思います。

信用は複利で増える

複利って何?という感じですが、、、
詳しくはググってみてください。

信用を貯めていく時、信用は右肩上がりの直線で増えるものではないという。
西野さんの表現を借りると、

ジワジワと増え続け、ある地点でギュイィンと急激な〝曲線〟を描いて爆増する。

最初はよく分からないことも多いかもしれないけど、結果になってくるまで、忍耐強く継続していくことが必要なんだと感じました。

オンラインサロン

そして、西野さんといえば、オンラインサロン。

様々なところで取り上げられているので、最近ようやくオンラインサロンってのがどういうものなのか少しずつイメージできるようになってきました。

2019年4月現在で、会員数も23000人を超えたそう。

それだけの人が一丸となって、1つのものを作り上げているっていうのはすごいことですね。

会社みたいに毎回ルールなどをゼロから説明しなくても良いし、目指す方向性が同じというのは、すごく価値のあることだなと思います。

ただ、何かを作り上げる価値ってのは、完成した後じゃないと分からないのかもしれない。
そこにどう価値を見い出せるのか、という点が大事なのかと思います。

自分のお金を誰の店に落とすか?

個人が信用を稼いで、信用からお金を稼いだとして、そうしたら次のポイントは支出。

これは他の本を読んだりして思っているのですが、同じ飲食店でも知り合いのお店と他人がやっているお店があったら、知り合いのお店に行きたいと思っています。

そこに発生しているのが、個人の信用と人間関係。

人間関係は人それぞれ違うものだから、自分が行きたいお店と友人が行きたいお店は違う。

そういった人間関係もビジネスにしてしまう西野さん、すごすぎると思った。
西野さんのサービスで、「レターポット」というものがある。
これは本を読んだだけでは、よく分からなかった。笑
ただ、これが人それぞれの人間関係を表して、win-winのサービスになっているのかな。

実際にやっている人がいれば話を聞いてみたいです。

自分にとっての「新世界」とは?

「新世界」という本を読んで、もう目の前には新しい世界が来ているのだな、と思った。

僕なりの解釈では、新しい世界に入る時は人それぞれターニングポイントがあって、重要な選択をしていると思う。

僕自身の過去のターニングポイントは4つ。

  • 高卒で就職したこと
  • 転勤で東京に出てきたこと
  • 会社に縛られないように様々な勉強を始めたこと
  • 15年勤めた会社を辞めたこと

いずれも、よく考えたうえでの選択で、正解かどうかは分からない。

ただ、それを自分自身で正解にする努力や、「新世界」の本を読んで、より一層、目の前の事象を理解しようとすることが大事だと感じました。

まずは信用を稼いでいくように努力していきます。

みなさんもぜひ読んでみてください。

↓boostメンバーが新世界を読んだ記事はこちら

 

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