Azureのデータベースで本番用の設定をする

最近は、Azureに奮闘しているベルトトルトです。

Azureでサービスを本番公開する場合、データベースの設定をどうやってやるのか、を紹介します。
フレームワークは、ASP.NET Coreを使用しています。

開発時の設定

データベースへの接続設定は、「appsettings.json」にて行います。
プロジェクトフォルダ以下にDB用のファイルが作成されるように、接続文字列を記述します。

"ConnectionStrings": {
  "DefaultConnection": "Server=(localdb)\\mssqllocaldb;Database=HogeContext-cf420d3c-ac6e-4182-8f56-6ec8c7f9760e;Trusted_Connection=True;MultipleActiveResultSets=true",
},

この設定を行い、「appsettings.json」をGitなどのリポジトリにコミットしておきます。

チーム開発の場合は他のメンバーも対象のリポジトリをクローンし、各自の環境でビルド、実行するだけで、アプリを動かすことができます。
データベースも新規構築されます。

ただ、この設定も、Visual Studio でプロジェクトを新規作成すれば、自動で設定してくれるので、特に自分で何かするってのは無いと思います。

本番公開時の設定

そして、開発が完了し、Azureの「App Service」で公開する場合の設定です。
別途、Azure上で、データベースを用意して、そちらに接続します。

開発時と同様、「appsettings.json」にて設定を行うことが可能ですが、パスワードなどを「appsettings.json」に書くことになるので、セキュリティ上おすすめできません。

本番用の接続情報を記述したまま、Gitなどにコミットしてしまったら、情報が外部に流出してしまう可能性もあります。

そこで使用するのが、Azure App Service の「構成」というメニューです。
元々は「アプリケーション設定」というメニューを使用していたのですが、2019年4月現在、「構成」というメニューが新設されて、「アプリケーション設定」には「クラシック」という文言が付いています。

構成の画面で下にスクロールすると、「接続文字列」というエリアがあります。
ここで、データベースの接続文字列を設定します。

設定後、保存ボタンをクリックして完了です。

ポータル上で設定できるのは、すごく簡単で良かったです。

 

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