【ウェブ解析士×boost企画】ウェブ解析士リレーインタビュー”松岡亜紀子氏”

ウェブ解析士×boost  企画のはじまり

 

ウェブ解析士とは

 

ウェブ解析士とは一般社団法人ウェブ解析士協会が認定する資格であり、事業の成果につなげるためにウェブ解析を実践する人材です。
ウェブ解析とは、デジタル化されたユーザーの行動を読み解き、情報の価値を知り、ビジネスに活かすための基礎技術です。

 

一般社団法人ウェブ解析士協会とは

 

事業成果につながるウェブ解析ができる人材(ウェブ解析士)の育成や、交流、ビジネスマッチングを行っており、協会のカリキュラムを受講した方は現在3万人を越え、海外にも進出しています。
そんなウェブ解析士協会代表の江尻さんと、boost代表の辻が、今後新しいプロジェクトに取り組んでいきます。
今回、プロジェクトの第一弾として、各業界で活躍されているウェブ解析士の方々を、boostがインタビューしていきます。
企画に全面協力してくださいました、ウェブ解析士協会の江尻さんをはじめとするスタッフの皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。

ウェブ解析士にインタビューしてみた。

 

第四回目は香川で会社員として企業向けコーポレイトサイト制作に携わっている 松岡 亜紀子さん にお話しを伺いました!


仕事が好きだった松岡さんは育児と両立しながら二人のお子さんも育て上げ、お子さんが自立した後も会社員を継続しながら、今はウェブ解析士マスターとして講師も務めていらっしゃいます。

 

ウェブ解析士の資格を取ろうと思った「きっかけ」を教えてください。

 

松岡「会社でやっているWEB製作に関しては、案件を任せて頂いたら基本的に1人で企業の方と話して提案もするし、コーディング、メルマガ・SNSなど、全部に対応する必要がありました。
そんな中で、自分が担当する範囲が『広く浅く』になっていることに気付き、このままではダメだと思っていたため、色々ネットで調べた時に見つけ受講してみた、という流れになります。
ウェブ解析士自体は4年前に取ったんですが、職場に誰も取る人がいなかったのでチャレンジしてみようと思いました。
ウェブ解析士マスターに関しては、資格を取って3年経ってから取りました。」

 

エル「僕もプログラマとして仕事をしていますが、プログラム以外のことにはほとんど触れません。いくら浅いといっても全体を見渡しながら、凄い量の仕事に携わってきたんですね。 社員さんは何人くらいなんでしょうか?

 

松岡「社員は全員で5人いまして、システムに関しては外注になっています。
それぞれ強みを持った方なのですが、基本的には1案件に1人ということが多いです。たまにデザインはこの人、SNSはこの人。のように割り振ってやることもありますが、基本は1人に1案件になっています(笑)
職場にバリバリのデザイナーがいるのですが、自分はその方とは違う分野で深く伸ばしていこうと思ったのでウェブ解析士の資格を取りました」

 

エル「ウェブやITの仕事をしていると昔からイメージされてたんでしょうか?」

 

松岡「全然イメージは出来てませんでした。
前職はパソコンの講師でエクセル等を教えていました。今の会社がパソコン教室を開いているところに、生徒として通っていると『講師をやってみない?』と提案されたからなのですが、その次には『WEBサイト作ってみない?』となったのをきっかけに、WEBサイトの制作に携わることが出来ています。」

 

ウェブ解析士の資格を取ったことで、良かったと思った点を教えてください。

 

松岡「やっぱりクライアントに説明をする時に、ウェブ解析士の資格があることで、ちょっと聞く姿勢になってくれるという印象があります。元々提案は経験則に基づいてしていたのですが、本当に成果が出るのか自信がなかったです。、実際にウェブ解析士を学んできて数字の根拠があってデータがあるから、こういう施策が打てますよね?と自信を持って提案することが出来るようになってきたのは、とても良かったと感じています!」

 

エル「根拠やデータがあると、確かに聞きたくなりますし、話す方も自信がつきますよね! こういう提案をしたら喜ばれた!みたいなエピソードってあったりするでしょうか?」

 

松岡「ちょっとマニアックな業種のクライアントで、華道具を売るクライアントがいたのですが、デパートの展示会に出すだけでした。そこで『ネットで売ってみませんか?』と提案し、なるべくお金をかけずにできることをやっていく事になりました。
当時はライバルがいなかったので、検索しても常に上位に出てくるようになり、今では海外向けの通販にもどんどん発展していってますし、ネットで買い取りのサービスも行えるまでに広がり、お客様が一番喜んでくれたと思います。そういった経験をしたときに、単にウェブ制作をするのではなく、お客さんがどうやったら売れるのか考えていく仕事に魅力を感じてどんどん面白くなってきました。」

 

松岡さんが現状課題に感じている事を教えてください。

エル「松岡さんは香川で働いていらっしゃると思うのですが、東京との違いは感じますか?個人的には、地方に行くとマーケティングを意識している人が少ない印象です。課題に感じている事があれば教えてください。」

 

松岡「やはり地方の会社というと、大都会の大企業みたいな感じではお金もかけられないし…というのが一番大前提としてあります。そのため、まずはクライアントの意見を全部聞いたうえで、ちょっとずつ意識を変えて行くことが多いです。いきなり知らない単語を出さないようにも気を付けています。今後は地方のウェブリテラシーマーケティング力もあげていかなければと、それがウェブ解析士としての自分の使命だと感じています。」

松岡さんが感じている、ウェブ解析士の資格を取るメリットを教えて下さい。

 

松岡「最初にも伝えたとおり『広く浅く』だったので、新しいツールを使う際に分析から入るというのは全く無かったです。
資格を取ったことで、知識だけではなく実践することが出来る。多分資格を取らなかったら、知らないまま日々の制作をしていたと思うので、何も変化が無かったと思います。
ウェブの分析まで発展した仕事が出来ると、クライアントに提案する際に信頼感が生まれているなという自負がありますし、自分がやってきた経験を根拠に出来るため、相手にも受け入れてもらいやすい印象があります。」

 

松岡さんが、クライアントに対して大事にしていることがあえば教えて下さい。

 

松岡「今はそんなに使っていないんですが、地域のブログがあって、そこでブログがランク付けされていたんですね。
そこで自分が1日3記事とかブログをずっと更新していくと、どんどんランキングが上がっていかせることが出来ました。そこまでやる制作会社っていないんです。その結果があったので「こうなりました!」と実体験をもって喋ると凄く納得して頂けました。
そういった実体験を話すと、ブログやってみようかなとなって頂いたりもしました。女性のクライアントだった場合は、『コメントがいっぱいついた』『フォローがいっぱいされた』『写真が綺麗』だったり、写真の撮り方を教えたりすると、凄く喜んでくれることが多かったです。」

 

最後になりますが、松岡さんの今後の展望などお聞かせください

 

松岡「流石に70歳とかになると多分ウェブでご飯食べていけないと思っているので、その時のために『編み物』と『刺繍』の講師の資格を取っています!おばあちゃんになったら、近所の人たちが集まってきて、わいわい出来る賑やかな場所を作れたらな~と思っています(笑)」

 

エル「素敵ですね! やっぱりその時はウェブで集客していくんでしょうか?」

 

松岡「もちろん!それはしていきたいですね!SNSとかで発信したりとか。」

 

 

松岡さん貴重なお時間ありがとうございました!

 

 

WEB解析士の資格を取得した後も、今の自分の仕事により良く取り込み、クライアントに対して提案することに根拠や、分析したデータ・過去の経験や知識が盛り込まれる事で、話された側もとても聞きやすく、話を聞いているだけで納得するものばかりでした!

松岡さん自身もアナログのコミュニケーションには強い!と感じているようなので、女性ならではの観点を含めた提案もしてくれそうで、心強く感じました!

 

松岡さんのWACAページ・SNSを以下にリンクを貼っておきますので、是非ご覧下さい。

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