
【ヴィクトリアマイル2020】アーモンドアイ圧勝!G1 7勝目で歴代タイ記録
※レース画像をJRA公式ホームページから引用
競馬大好きエンジニア、ベルトトルトです。
2020年5月17日、東京競馬場で古馬牝馬限定のG1、ヴィクトリアマイル(芝1600m)が行われました。
2020年のヴィクトリアマイルを制したのは、アーモンドアイ
競走成績:12戦9勝(2020年5月17日現在)
2018年には、3歳牝馬三冠を達成し、さらにジャパンカップを制覇。
2019年には、ドバイでも勝利し、帰国後は天皇賞を制覇。
2019年の有馬記念は敗れたものの、こうやって再度強い姿を見れて良かったです。
アーモンドアイはヴィクトリアマイルの勝利で、JRA、海外のG1を合わせて7勝目となり、歴代タイ記録に並びました。
G1 7勝馬は以下の通り、名馬の中でも指折りの名馬という感じです。
- シンボリルドルフ
- テイエムオペラオー
- ディープインパクト
- ウオッカ
- ジェンティルドンナ
- キタサンブラック
- アーモンドアイ
アーモンドアイが勝利したG1は、以下の通り。
- 桜花賞
- オークス
- 秋華賞
- ジャパンカップ
- ドバイターフ
- 天皇賞・秋
- ヴィクトリアマイル
G1 7勝目となりましたが、ディープインパクトやジェンティルドンナ、キタサンブラックは引退レースでの勝利で7勝目だったのに対し、アーモンドアイは今後もまだG1に出走すると思うので、G1 8勝の新記録達成は時間の問題に感じます。
記録がどこまで伸びるのかも楽しみですね。
アーモンドアイの血統
父:ロードカナロア
母:フサイチパンドラ
母の父:サンデーサイレンス
血統表は以下の通り。
引用元:netkeiba.com
母フサイチパンドラは、僕もリアルタイムで見ていた馬なので、フサイチパンドラの子供で、こんなにすごい馬が出てくるとは感動的です。
フサイチパンドラは、2006年には、オークスで2着、エリザベス女王杯を勝利と、G1でも活躍した馬でした。
翌2007年には、ヴィクトリアマイルにも出走しましたが、結果は12着でした。
今年は親や祖父母が勝てなかったレースを子供が勝つってのが多いですね。
デアリングタクトや先週のラウダシオンもそうでした。
レース映像
アーモンドアイは12番(緑色の帽子)です。
ヴィクトリアマイル前日の16日(土)は、雨が降っていましたが、当日は晴天で、東京競馬場の馬場は雨の影響もなく、前週に引き続き高速馬場で前残りの傾向がありました。
レース時計は 1:30.6 で、前年2019年のヴィクトリアマイルで、ノームコアが出したコースレコードに0.1秒と迫る高速時計でした。
前半600mが34.2、800mが45.6で、ミドルペースとなりました。
そんな中、勝ったアーモンドアイは前目からいって、直線で突き放すという形でした。
以下、赤矢印で示した、4番手の緑色の帽子です。
最後の直線では、なんと鞭を使うことなく、馬なりのまま2着以下を突き放しました。
ジョッキーがちょっと合図をしただけで、他の馬と並ぶことなく、あっさり先頭に立ち、全く本気を出さずに圧勝です。
まさに大人と子供が一緒に走っているような感覚でした。
残り100mくらいではジョッキーが後ろを振り返りますが、他の馬は全く付いていけてなかったため、最後は完全に流してゴールという状況です。
これで、コースレコードに0.1秒と迫るタイムで走るのですから、本当に次元が違う走りです。
以下が最後の直線入り口からのレース映像です。
良いスタートを切った瞬間に勝利が決まったようなレース
東京競馬場は、前残りの馬場となっていたため、直線だけで後ろから差し切るようなレースは厳しいとレース前は言われていました。
結果、上位に来た馬たちは、みんな前目で走っていた馬たちばかりになりました。
アーモンドアイは、どんなレースをするんだろう?前目にいけるのか?と思っていたのですが、その訳が前年2019年の安田記念にあります。
同じ東京競馬場、芝1600mで行われるレースですが、アーモンドアイはスタート時に不利を受けて後手に回り、3着という結果に終わりました。
以下が2019年の安田記念の映像です。
アーモンドアイは14番(オレンジ色の帽子)です。
以下のサンスポの記事で、スタート時の不利の画像が見れます。
スタート直後に他馬に進路を塞がれています。
サンスポの記事
どんなに強い馬でも「競馬に絶対は無い」と言われますが、正にそれを表すレースとなりました。
そして、以下が今回2020年ヴィクトリアマイルのスタート直後の画像です。
アーモンドアイは赤矢印で示した緑色の帽子です。
アーモンドアイは良いスタートを切って、スムーズに前に付けることができました。
他の上位に来た馬たちも、軒並み良いスタートを切っていて、「競馬でスタートは重要」ということを改めて感じるレースになりました。
クリストフ・ルメールジョッキー
アーモンドアイの鞍上はクリストフ・ルメールジョッキーです。
引用元:JRA公式ホームページ
2020年の春G1は、天皇賞・春に続いての勝利となりました。
ルメールジョッキーについては、天皇賞・春の記事もご覧ください。

そして、ヴィクトリアマイルの勝利でG1は30勝目(地方、海外除く)となりました。
2020年は5月17日現在で、71勝となり、勢いは止まりません。
アーモンドアイには、全12戦のうち、騎乗停止中だった1戦を除き、残り11戦に騎乗しています。
ルメールジョッキーは、アーモンドアイのことを熟知していて、普段のコメントを聞いていてもアーモンドアイへの絶対的な信頼がありますね。
G1 8勝目の新記録達成も目前、もはや確定?
ヴィクトリアマイルの勝利は本当に強すぎて感動的でした。
僕自身も、これまでたくさんの強い牝馬を見てきましたが、歴代最強と思います。
17日時点では次走は明言されていませんが、安田記念?宝塚記念?はたまた海外のレースか?など、この先も大きな期待に溢れています。
ルメールジョッキーは安田記念で去年のリベンジをしたいとコメントしています。
秋は、天皇賞・秋→ジャパンカップというところが本線でしょうか。
いずれにしても楽しみです。
競馬というスポーツで、見ている人に勇気を与えるアーモンドアイ。
G1 8勝目を見届けて、また記事を書きたいと思います。
★ヴィクトリアマイルの後は安田記念に出走しましたが、残念ながら結果は2着でした。
G1 8勝目の新記録は秋に期待したいと思います。(天皇賞・秋かジャパンカップあたりか?)
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